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フロシキスタイル12ヶ月 風呂敷の古典的な包み方から現在のファッションアイテムとしての風呂敷使いを学びましょ♪

小山田 千鶴(おやまだ ちづる)

フロシキスタイル主宰
企業や団体の研修会で、ふろしき包みセミナーを実施。
海外での日本文化ワークショップでは、外国人に風呂敷包みを指導。
古典的な包みから、現代のファッションアイテムとしての風呂敷使い
を提案している。

ホームページ:http://furoshiki-style.jp

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フロシキスタイル12月 最終回 一枚の風呂敷から、ハピネスを! 今月の包み「合わせ包み」

2年間にわたり連載させて頂きましたこのコラムも、いよいよ今月で最終回となります。
読者の皆様、ご愛読下さりありがとうございました。

様々な包み方をご紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか?

風呂敷 最終回 一枚の風呂敷から、ハピネスを! 今月の包み「合わせ包み」

写真の包み方:ふたつ結び(写真・上) 巻き包み(写真・右)
合わせ包び/びん2本包み(写真・左)

包む文化の源流とは

包んで結ぶ、という二つの行為だけで広がる風呂敷の世界。多種多様な包み方が存在するのは日本特有のものです。時代を超えて千年以上も受け継がれてきた四角い布、風呂敷には日本人の知恵や工夫が沢山詰まっているのです。

そもそも日本人が包むことを重んじるのは、なぜでしょうか。日本の端正な包装は、海外からの観光客からも賞賛される技術ですが、見栄えや演出のために行われる欧米のラッピングとは似て非なるものです。 なぜかといえば、驚くなかれ、その源流は神様の食べ物からきているからです。

百貨店での慶弔の包み分けや熨斗がけ、金封などにもその片鱗が伺えますが、進物(しんもつ:贈り物)の包装は、古来からの作法が影響してしており、その起源は、神饌(しんせん:神さまの食べ物)である農作物や魚介物を和紙で包み奉納する儀式に由来します。つまり日本人にとって「包む」ことは、清浄を旨とし、感謝や祈りを込めた精神性が宿る行為なのです。

包めば愛がよみがえる

日本の包みの文化に関わって、ふと思うのは、「人は包まれることで愛を与えられ、包めば愛がよみがえってくるのではないだろうか」ということです。

例えば、これは風呂敷講座での場面ですが、「布を触っていると、癒されますね」と参加者の一人がつぶやくと、他の方々も語り出すのです。「包んでいると、心が落ち着きます」「包むことで、中身が大切に思える」「包む仕草は、女性の優しさを感じます」等々。参加者同士は初対面でも、共感する部分が似ていることに気づかされます。
それは、包む行為に愛情のようなものを感じているということ。「包」という字の意味は、母親の胎内に赤ちゃんがいる状態を表したものですから当然なのかもしれません。母の胎内に包まれた赤ちゃんは外界に出てくると「おくるみ」に包まれる。人間にとって、生まれて初めて施される行為が「包まれること」なのです。

旅行や出張で衣類を風呂敷で包む時も、私は自分の分身を包んでいるような心持ちになるのですが、旅の無事を祈る気持ちも一緒に包み込んでいる気がします。家族へのお弁当もそう、最後の仕上げに、風呂敷などの布で包む習慣は日本ならではでしょう。きっとお弁当を食べてくれる人への愛を包み込んでいるに違いありません。

あなたも包んで、結んでみませんか。
一枚の風呂敷から生まれるハピネスを、暮らしに取り入れて頂けましたら幸いでございます。


風呂敷 今月の包み方

風呂敷「合わせ包み」の包み方。

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